生活環境・地球環境に優しい建材・資材のご提案・ご案内いたします。
真砂土舗装
セルロースファイバー
家造りのおはなし
家造りにおいて、まず何を重要視するか。最も重要なことの一つに「断熱性能の良い家である」こと。またそれに対してのきっちりした対策を持っていることだと思います。もちろん、土地(立地や地形、地盤など)も大事です。予算にも限りがあります。建物の間取りや仕様に心躍らせたりもします。最近では自然素材を強調した造りや環境に優しい建材が注目されていますが、なかでも 「断熱性能」について、もっともっと注目していただきたいと思います。
断熱性能の重視は、冷暖房コストの削減、そして最も重要なことは結露防止です。結露の怖さはカビなどの発生などからくるシックハウス症候群など健康被害と、構造材の腐れからくる耐震性能の低下です。この断熱工事をしっかりした意識と施工で行うことが、大切な家で長く住み続けていくための最も重要な事項の一つだと考えています。
断熱材にはいろんなモノがあります。昔からよく用いられているグラスウール。鉱物系繊維のロックウール。押出し発泡板や最近では価格が安価になっているポリウレタン樹脂断熱材。そして価格も少々かさみ気味でまだまだ認知度の低い木質繊維断熱材のセルロース。
それぞれ一長一短はありますが、どれをとっても施工さえきっちり行えばそれなりに効果はあります。今回は特に注視したいと考えています天然木質繊維のセルロースを御紹介させて頂きます。
セルロースファイバー
セルロースファイバーとは、天然の木質繊維のことです。天然繊維であるセルロースファイバーは、様々な太さの繊維が絡み合って空気の層を作っていることは勿論、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。
この空気胞の存在がより一層熱や音を伝えにくくし、さらに木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。
主原料として、新聞残紙を使用しています。だから無機繊維の太さが均一で固い針のようなものではありません。
セルロースファイバーには高い断熱性能のほかに防燃性や撥水性、防かび性と防錆性そして安全性があります。
真砂土舗装
天然の土壌が持つ弾力性や保水性を残しており、衝撃吸収性や路面温度の上昇を抑える効果が高く、ヒートアイランド現象の対策としても注目されている、周囲の自然環境に調和しやすく人に優しい舗装です。
真砂土舗装は雑草対策にも有効で、景観を保ちつつ雑草の発芽を抑えますので、庭園や歩道の維持管理コストを低減させます。